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ガウディとサグラダファミリア展の感想など

二〇二三年八月三十日

ガウディとサグラダファミリア展の感想など

ガウディとサグラダファミリア展

二〇二三年八月三十日。僕はガウディとサグラダファミリア展に足を運んだが、寒さと混雑からすぐに会場を後にしていた。そこまで感動するものではなかったのかもしれない。僕はこう書いていた。

山地大樹

とりとめのない感想など

ガウディとサグラダファミリア展へ。僕はガウディに憧れて建築家をめざしたから、この展覧会には期待していたが、展示会場があまりに寒すぎること、そして展示会場があまりに混雑していることに吐き気を覚えて、すぐに出てきてしまった。展示そのものは気合が入っていたが、実際にガウディの建築を見学したことのある僕にとっては、物足りないものであった。建築は実物のほうが感動するだろう。ところで、この展覧会で一番に感動したのは、ガウディの卒業設計の図面の書き込み具合である。建築は、写真や模型という二次資料でみた方が分かりやすいが、それは設計者にとっても同じであることに注意されたい。設計者にしても、いきなり実物を設計するのではなく、二次資料から検討をはじめて、そこから実物が立ちのぼらせる。だからガウディの実物は、ガウディの図面の書きこみの密度に呼応する。もしそうだとすれば、図面を描く際の鉛筆の細さだったり、図面を描く際の筆の器用さが、建築の細やかなディティールに如実に反映されるわけである。そうした密度感を感じられたのが面白かった。

ガウディの天井模型©季山時代《天国の光》2023

ガウディの模型の一部©季山時代《女性器》2023

ガウディの照明©季山時代《衝撃》2023

季山時代
2023.08.30