日々の記録アルシーヴ・ウォーカー記録を遊歩し、遊歩を記録する
気づいたら通り過ぎてしまう出来事を、気づいたら消えてしまう感情を、気づいたら弾けてしまう思想を、風船みたいに膨らましてみたい。いまにも飛んでいきそうな、活きのよい風船があったなら、手を離さずに身を任せて。
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二〇二三年、八月零日〜八月七日疑いのはじまり
『探偵をはじめます』『透明なビー玉をください』『その膨らみが怖くて仕方ない』『夢のなかのなか、世界の奥の奥』『ロックとは生命の受け渡しである』『美しい花火を背にして人混みを歩く』『みんなが花火ばかりを求めるから戦争が起きるのではないか』『動かないトロッコ』 -
二〇二三年、八月八日〜八月九日犬の大群に囲まれて、美しい音楽に包まれた話
『太陽に冷蔵庫をつくろうよ』『犬の大群に囲まれて、美しい音楽に包まれた話』 -
二〇二三年、八月十日〜八月十二日金庫の愛と三五〇円の僕の天使
『金庫の愛と三五〇円の僕の天使』『君のためなら生きてもいいかな』『嘘とゴミ箱』 -
二〇二三年、八月十三日〜八月十七日信号機から革命を
『未知なるものへの敬意』『歪んだ鏡』『メリーゴーランドの断片』『信号機から革命を』『水筒の世界性』 -
二〇二三年、八月十八日〜八月二十二日ブランコの現象学
『起源としての駱駝』『嘘からはじまる誠実』『ブランコの現象学』『ドーナツの穴の向こう側』『楕円形の観覧車』 -
二〇二三年、八月二十三日〜八月二十七日電車で席を譲る理由
『電車で席を譲る理由』『反革命的革命宣言』『本当の願い事』『タナトスの涙』『かえるの唄とかめの唄』 -
二〇二三年、八月二十八日〜八月三十一日湿潤滑走路
『関節なき身体』『湿潤滑走路』『ガウディとサグラダファミリア展の感想など』『犬は自殺をするものでしょうか』 -
二〇二三年、九月一日〜九月六日ファーストテイクの美術館学
『死と顔』『地獄の異常者』『血の足跡』『誠実な願い』『アボカドのエロティシズム』『ファーストテイクの美術館学』 -
二〇二三年、九月七日〜九月十日兎と狸の変身物語
『雪の夢』『建築の三条件』『二丁の拳銃』『兎と狸の変身物語』 -
二〇二四年、一月一日〜一月五日デートの下見デート論
『希望は傷からはみ出す』『飛行機の衝突事故と有責性』『デートの下見デート論』『真実とナイフ』『ナンとカレーの身体論』 -
二〇二四年、一月十日〜一月十四日卵が先か、鶏が先か
『夜王子と昼天使』『卵が先か、鶏が先か』『アルカイックとサイエンスフィクションの弁証法』『シャンプーと泡帽子』『川端康成の「みずうみ」の感想など』 -
二〇二四年、一月十五日〜一月十八日皮膚とみずうみ
『皮膚とみずうみ』『跳ねる蟷螂の大群』『フォーと水溜り』『卵なしご飯の哲学』 -
二〇二四年、一月十九日〜一月二十二日コインロッカーの都市論
『コインロッカーの都市論』『めろんと自転車』『血管と自我』『コンドームシティ』 -
二〇二四年、一月二十三日〜一月二十七日コーヒーのマゾヒズム論
『コーヒーのマゾヒズム論』『カフェイン断ちと白昼夢』『言葉の鳥と赤い世界』『蚊と腫れ物』『セックスなしのセフレの物語』 -
二〇二四年、一月二十八日〜一月三十一日不思議な紙と美しい音
『たんぽぽのように美しく』『試験管と彫刻の涙』『黄色いバスケットボールが弾けて消えた』『不思議な紙と美しい音』 -
二〇二四年、二月一日〜二月五日性欲処理人形の制作秘話
『水道管と地球』『性欲処理人形の制作秘話』『機械の逆説』『機械と人間』『生成AI時代の制作論』